お歳暮を贈る時期・マナーは?クリスマスまでには贈るべき!

2019/03/20

毎年、年末になるとやってくるのがクリスマスとお歳暮。特にお歳暮は「今年は誰に、何を贈ろうか?」と悩む人で多くの百貨店やスーパーが賑わいます。

遅くともクリスマス頃までには贈りたいお歳暮ですが、実際にはどんな決まりやマナーがあるのでしょうか。今回はお歳暮について詳しく紹介していきます。

お歳暮は日頃の感謝の気持ち

感謝の気持ち
お歳暮は、日頃からお世話になっている方に感謝の気持ちと敬意を持って贈り物をする、日本の伝統行事です。広く親しまれているお歳暮の歴史は古く、江戸時代の頃までさかのぼります。

元々、先祖の霊をお正月に迎え入れるためにお供えをしていた風習が、お歳暮の起源と言われています。その後、明治30年頃には現在のような「お世話になった方に贈りものをする習慣」として定着しました。

現代のお歳暮では、お世話になっている方や会社の上司、得意先などに贈るほか、親しい友人や親族にも贈られる方も現れました。

また、お歳暮を贈る際には、感謝の気持ちとあわせて「来年もよろしくお願いします」という思いも込めて贈られるようになりました。

お歳暮を贈る時期

お歳暮を贈る時期

あなたは、お歳暮を贈る時期を聞かれたら、すぐに答えられますか?知っているようで知らないのが、お歳暮を贈る時期です。

  1. 「お世話になった方から先にお歳暮を頂戴してしまった…」
  2. 「年末の忙しい最中に贈ってしまい迷惑をかけてしまった…」

こんな困ったことにならないように、お歳暮を贈るのに最適な時期をおさらいしておきましょう。

お歳暮はクリスマスまでに贈る

クリスマス

お歳暮は、もともと「正月事始め」と呼ばれる12月13日~12月20日までの間に贈るのが、古くからの風習でした。しかし、現在は、関東では12月1日~31日まで、関西では12月13日~31日までに贈ることが主流となっています。

お歳暮を贈る時期は地方によって異なってきますが、年末で忙しくなる前、クリスマス頃までには相手に届くよう手配するとよいでしょう。

お歳暮のお届けは、本来お世話になった方の家に持参するのが正式な渡し方とされています。現在では、宅配便でのお届けが主流のお歳暮も、直接相手の顔をみて贈ればより一層感謝の気持ちも伝わることでしょう。

お歳暮を贈る時のマナー

お歳暮を贈るマナー

お歳暮を贈る際はマナーを守り礼儀正しくお届けしましょう。数ある年間行事の中でも、お歳暮はその年最後の挨拶となります。

くれぐれも贈る相手の失礼にならないよう、贈る際のマナーをしっかり覚えておきたいところです。それでは、お歳暮のマナーにはどんなものがあるでしょうか。

お歳暮を贈る時期もマナーの一つ

お歳暮が迷惑

お歳暮は、贈り先の地方や地域に考慮して、適切な時期に届くように手配をしましょう。また、何かしらの事情でお歳暮を贈りそびれてしまった場合には「お年賀」という形で品物を贈ることが可能です。

この場合、関東では1月7日(松の内)まで。関西では1月15日までに「お年賀」と書かれたのしをつけて贈るようにします。

のし紙のマナー

のし袋

お歳暮は、紅白の花結びと飾りがついたタイプの「のし紙」を使用して贈ります。水引中央の結び目より上半分には「お歳暮」と書き、水引中央の結び目より下には贈り主の名前をフルネームで書きます。

名前は記入する際は、お歳暮の字に比べて少し小さな字で書くことがポイントです。のしはお歳暮を受け取った相手が一番最初に目にする部分なので、きれいな字で書くことを心がけましょう。

挨拶状や手紙

お歳暮を宅配便で届ける場合には、挨拶状や手紙を添えることもあります。

仕事の取引先や日頃からたいへんお世話になっている方にお歳暮を贈る際は、贈り物に挨拶状をつけるか、お歳暮が届く時期を見はからって葉書などで挨拶状を送ることもマナーの一つです。

贈り先が喪中の場合

お歳暮は、祝いごとの贈り物ではないので、当方もしくは先方のどちらかが喪中であっても お歳暮を贈ることは差し支えないと言われています。

しかし、どうしても贈って大丈夫なのかが気になる場合は、事前に贈り先へ断りを入れた上で、時期をずらして「寒中見舞い」という形で送ることもできます。

相手のことを考えたお歳暮を贈る

相手の事を考える

お歳暮は贈る相手に感謝の気持ちを伝えることが目的です。「どうしたら喜んでもらえるだろう」と、相手のことを思い浮かべながら贈りもの選びをすることは重要なポイントです。

お歳暮の金額は、あまり高額でも相手に気を遣わせてしまいます。お世話になった気持ちを表そうと、高価なお歳暮を選んでしまう方もいますが、3,000~5,000円の範囲内に留めておくのが無難でしょう。また、贈りものはその方の趣味嗜好や家族構成などしっかり考えて選びましょう。

お歳暮は祝いごとのお返しとは違い、贈り先によってそれぞれ違う品物を選びます。そのため“誰に何を贈るのか”を事前に決めておくとスムーズに段取りを進められます。

気を付けたい点として、「切ること」や「縁を断ち切ること」を連想させてしまうハサミや包丁、また「踏みつける」ことを連想してしまう靴下や靴は、贈ることを避けましょう。

お歳暮が相手の迷惑にならないようにしよう

年末は、お歳暮のほかにもクリスマスや年越し準備など何かとバタバタしてしまいますよね。とはいえ、お歳暮はマナーや礼儀を重んじる日本の伝統行事です。

贈る相手にとって失礼のないよう早め早めに準備をすることで、余裕をもって年末を迎えられます。さあ、今年も大切な人にお歳暮を贈りましょう!